昨晩は雪が降り、
休憩所の周りにはさらさらの新雪が積もってました。
今日の最初は急な下り、一気に降りる、
車道をちょっと歩くと立派な公衆トイレがあったので
シャツ、ジャケット、靴下を洗う、、、、がすぐに凍る、、、
神ノ川ヒュッテの前で久しぶりにおいしい水をボトルに詰め
意気揚々と犬越路に向かう、
昨日は雪を溶かし作った不味い水ばかり飲んでいたので
この水は本当に助かった。
このルートは沢沿いを上に一気に登って行くが、
上にちょっと進むたびに雪が深くなって、ルートも
曖昧になって最後は雪に残る足跡だけがたより、
その跡も道が雪で埋まっている為、道を間違えたり、
斜面を直登したり、大変、
僕は大荷物を持って死にものぐるいで斜面にへばりついた。
「あと200m」の200mがどんなに長かった事か、、、、
※雪が無くてもガレて道が悪いみたいです。
なんとか避難小屋に到着し、冷えきった体をコーヒーで暖める。
今度は一気に用木沢出合へ降りる、
こちらは雪が少なく沢も奇麗!
途中に雪の上に血痕がありびっくりしましたが、、、、
この時点で燃料のガソリンを半分以上使ってしまい、
意気消沈し「丹沢湖でも見て帰るかなぁ」などと
考えていた時にラーメンとそばと温泉あります!の看板を見つける。
店の名は「犬越茶屋」、山菜そばを注文し、
店のおじさんと話していると「ホワイトガソリンならあるよ!」
との言葉が、、、、
おいしいそばとコーラとアクエリアスとチューハイと
ガソリン650mlを注入し、「いざ富士山へ!」
次の登山口まで車道を歩いていると
車が止まった「どこまで行くの?乗せて行くよ!」
なんと優しい山屋のおいちゃんが短い間ですが
車に乗せてくれました。乗っている間に
今から行く西丹沢の山々の説明をしてくれて
多分行けるが、行けるにかわった瞬間でありました!
大滝橋から再び山道へ入る、途中で猿の群れがいた。
沢も奇麗で難なく一軒家避難小屋に着いた。
今日は僕一人、日誌を見ると前日にはバックパッカーを目指す
3人のグループがいたみたいだ。あったら面白かったのになぁ〜残念
背中で凍ったままのシャツを干すが、やはり凍る、、、
隣が沢なので水を沸かし、体中をフキさっぱりさせる、
一人の避難小屋はちょっと怖い、小さな窓から
女の人がこちらを覗いていたらどうしよう、、、
押し入れの毛布の上に子供が座っていたらどうしよう、、、
おばあちゃんが四つん這いで入って来たらどうしよう、、、、
などと恐ろしい事を考えながら、
おやすみなさい。
写真はこちら
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2005年02月22日
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